本「パステル画家 矢崎千代二」のご紹介
- 2023年07月26日
- News

https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/list/9784784220588/
『パステル画家 矢崎千代二 〜風景の鼓動を写す〜』 横田香世 著
「旅の絵師」として世界20カ国以上の国を巡り、「色の速写」と名付けた独自の画法で、一瞬の風景を描き続けた矢崎千代二(1872〜1947)。
その活動を可能にした画材は「パステル」でした。
矢崎からパステル製造を懇願された当社の創業者である間磯之助(はざまいそのすけ)は、独学で試行錯誤を重ね、日本で初めて154色の国産パステルを作り上げました。
その経緯についても言及している本書は、矢崎という画家の評伝と、日本の近代美術におけるパステル画について述べた初の研究書です。
パステルについてもっと知りたい方、明治生まれのユニークな画家の生涯に興味のある方、是非ご一読ください。